【レビュー】モンベル
「ジオライン L.W.」
暑がりでも蒸れない。
Uネックとラウンドネックの
違いとサイズ感


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登山を始めたころは、ドライインナーとTシャツ、その上にフリースやジャケットを重ねて登山をしていました。それでもそんなに困ることはありませんでしたが、スタティックのアドリフトクルー(オクタ軽量フリース。通気性が良く、風が通ります)を購入し、冬でも暖かくてかさばらないものが欲しいと思うようになり、この商品にたどり着きました。今では登山だけでなく、仕事の日も毎日着ています。

雪に覆われたみくりが池と、雪の残る立山の山並み。池の一部だけ青い水面が見えている
みくりが池 2025年5月

ジオラインの特徴

  • 抜群の速乾性: 水分を素早く吸収・拡散するため、汗をかいてもすぐに乾き、汗冷えを防ぎます。
  • 優れた保温力: 極細繊維の独自構造により、繊維の間に暖かい空気をたっぷりと蓄え、体を温めて持続させます。
  • 制菌・防臭効果: 繊維に銀イオンを発生させる成分が練り込まれており、嫌な臭いの原因となる細菌の増殖を抑えます。
  • 優れたストレッチ性: どんな動きにもしなやかに追従し、締め付け感がなくストレスのない快適な着心地です。
  • 静電気が起きにくい: 化繊インナーにありがちなパチパチとした静電気が発生しにくい構造になっています。

厚さのラインナップ

ジオラインには3種類の厚さがラインナップされています。

  • ライトウエイト(L.W. / 薄手)
  • ミッドウエイト(M.W. / 中厚手)
  • エクスペディションジオライン(EXP / 厚手)

2種のネックタイプを購入

ネックタイプには、Uネック・ラウンドネック・ハイネックがあります。私はその中から2種類を購入しました。

Uネックは3年程前に購入しました。上に着るシャツから見えにくく、大きく開いた首回りと七分丈のタイプです。購入した頃は登山にしか使用していませんでした。その後、乳がんの手術を経てホルモン剤を服用するようになり、いつも上半身が熱いような感覚があるため、冬場に着ていたユニクロのインナーでは暑くて蒸れるようになりました。そのため仕事のときにも毎日着用するようになり、昨年ラウンドネックを買い足しました。

ジオライン L.W. Uネックシャツ(M・ブラック)を床に広げたところ。首回りが大きく開いた七分袖で、裾にモンベルのロゴ
Uネックは裾にロゴ。3年前に買った私のものは薄いグレーで、今のものは少し濃いグレーになっています
ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ(L・ブラック)を床に広げたところ。丸首の長袖で、左胸にモンベルのロゴ
ラウンドネックは胸にロゴ。写真では白っぽく見えますが、グレーです
Uネックを着た首元。胸元まで大きく開いている
Uネック
ラウンドネックを着た首元。鎖骨の上あたりまで覆っている
ラウンドネック

身長162.5cm・サイズ感

  • Uネック(Mサイズ) インナーは体に沿うかさばらないものがよかったのでMサイズを選びました。ぴったり体に沿いますが、伸びるので窮屈な感じはありません。
  • ラウンドネック(Lサイズ) これも体に沿いますが、二の腕に少し余裕ができました。2着目にLサイズを購入した理由は、Mサイズでは丈が少し短いと感じたためです。

※モンベルのサイズ表には実寸の表示がありませんので、参考にしてください。

サイズ項目(cm)Uネック (M)ラウンドネック (L)
胸囲4042.5
袖丈5160
着丈5760

(※袖丈はラグラン仕様のため首回りの端から測っています。購入時のサイズとは異なる可能性があります)

気に入っているところ

締め付け感のない動きやすさ

体に沿う造りではありますが、締め付け感がなく動きやすいです。内側の縫製は全てフラットシーマ製法になっており、擦れてチクチクすることがなく、心地よいフィット感があります。袖口も、縫い目を斜め(スパイラル状)にしたモンベルの特許の作り(スパイラル スランテックカフ)で、よく伸びて手首もきつくありません。

ジオラインの裾の内側。縫い代が平らなフラットシーマの縫い目ジオラインの袖口。縫い目が斜めに入ったスパイラル スランテックカフ

軽くて暖かい

ジオライン L.W. の生地を光にかざしたところ。向こうが透けるほど薄い

こんなに薄くて暖かいのだろうかと思いましたが、とても暖かくそして軽いです。私は暑がりなので真冬でも愛用しています。寒がりの方は中厚手か厚手を購入するとよいかもしれません。

蒸れない快適さ

何より気に入っているのは蒸れないことです。暑がりの私は暖房の効いた部屋にいると汗をかいてしまいますが、速乾性に優れているため心地よさが続きます。

気になるところ

Uネックの防寒性について

登山でアドリフトクルーの下にUネックを着ると、風が吹いた際に胸元と手首から風が通り、寒いと感じることがありました。そのため、登山や寒い日にはラウンドネックを着ています。

経年変化について

Uネックは購入してから3年程経ちますが、ヨレやツレもなく状態に変わりはありません。強いていえば、昨年購入したラウンドネックと比べると少し色があせたように感じます。他の登山ウェアと比べて洗濯回数が桁違いに多いので仕方ないかもしれませんが、比べるものがなければわからない程度です。

タイツ

気温が低い日には、ジオライン L.W. タイツも着用しています。

お手入れ

ジオライン L.W. の洗濯表示。洗濯機40℃弱・酸素系漂白剤可・低温タンブル乾燥可・日陰のつり干し・アイロン低温、ネット使用と柔軟剤を避ける注意書き

登山後はネットに入れて、ファイントラックの「オールウォッシュ」を使い、洗濯機で他のウェアと一緒に洗っています。日頃は一般の洗濯洗剤で洗っています。柔軟剤は使用しないで下さいね。干すときは日陰に干しています。タグを見ると、低温なら乾燥機も使えるようです。

抜群の速乾性と蒸れにくさ、そしてストレスフリーな着心地を兼ね備えたジオライン。登山シーンはもちろん、日常生活や寒暖差・体温調整に悩むシーンでも大活躍してくれます。頼りになる心強い相棒です。

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