【レビュー】milestone Doo-Bop Hoody
10時間歩いても、驚くほどドライ


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縄文杉への22km、10時間を超える山行。 私の体を最後までストレスから守ってくれたのは、マイルストーンの「Doo-Bop Hoody」でした。

実際に過酷な環境で着用して分かった、この1枚が手放せない理由をお伝えします。

なぜこれを選んだのか

乳がんの手術後、私には「肌をなるべく露出しない」というマイルールがあります。でも長袖を着て歩けば、当然暑い。汗でビタビタになるのは目に見えている——そのジレンマを解決してくれるウェアを、私はずっと探していました。

ふと思い立ったのが「トレランウェアなら汗抜けが違うのでは」ということ。ランニングは登山以上に発汗する競技です。そのジャンルなら、涼しくて速乾性の高いものが揃っているはず。

ところが、メッシュ素材は透けるものが多い。肌を守りたいのに透けていては意味がない。さらに言えば、中に何も着ずに「これ一枚で歩ける」ものでないと、重ね着の手間や暑さで結局つらくなる。

そんな条件を全部満たしてくれたのが、「Doo-Bop Hoody」でした。

驚くほどドライ。
長袖なのに暑くない

屋久杉の根元でDoo-Bop Hoodyを着用

私はかなりの暑がりです。真夏の低山では、ドライインナーなしで、ファイントラックのクールブラの上に直接これだけを羽織って歩くこともあります。

驚くのは、そのドライ感。

  • 驚くほどドライ: 汗をかいても肌離れが良く、ベタつきがありません。
  • すぐ乾く: 休憩中に風に吹かれれば、あっという間に乾いていきます。
  • 軽い: 着ていることを忘れるほどの軽量性。

モンベルの「ウィックロン半袖」も優秀な1着です。それでも、Doo-Bop Hoodyはさらに薄くて涼しい。しかも透けにくい。女性としては嬉しいポイントです。

体型を拾わない絶妙なシルエット

縄文杉前でDoo-Bop Hoodyを着用した全身ショット

年齢を重ねるにつれ、体のラインや「ひっかかり」が気になり始めました。

私は胸とお尻がしっかりしているタイプで、特にお腹周りのラインは拾いたくない……。そんな私が選んだのは
「Mサイズ」です。

  • サイズ感: モンベルのユニセックス半袖Mと同じくらいの大きさです。
  • 丈感: お尻がちょうど隠れる絶妙な丈。ザックを背負って歩いても、裾がずり上がってくる心配がありません。
  • シルエット: 体のラインを拾わず、風が通り抜ける余裕があります。ジャストで着るならSですが、涼しさと体型カバーを優先するならMが正解でした。

気づけば、いつもこれを着ている

肌に触れる部分にこだわりが詰まっています。縫い目の細やかさや、丁寧に作られたフードのブランドタグからも、その品質が伝わってきます。

フラットシーマの縫い目アップ

また、フラットシーマ(平らな縫い目)のおかげで、長時間の着用でも縫い目が肌に当たるストレスが全くありません。

このフーディーが「一番の相棒」になった理由は、その汎用性にあります。

フードとブランドタグ

フードが大活躍: 稜線で突然風が強まった時も、立ち止まることなくサッと被れます。帽子と合わせて使えば首回りの日焼けもしっかりカバーでき、日差しの強い稜線歩きでも安心です。

サムホール: 私は夏でもグローブをつけますが、暑い時期は手袋なしでこのサムホールを使えば、手の甲の日焼け対策になります。また、下山時に気温が下がってきた時、袖口から冷気が入ってくるのを防いでくれるのも地味に助かっています。リンパ浮腫のリスクがある私には、手元をカバーできるこの仕様はとても心強いです。

サムホールの手元アップ

着続けられる: 登りの発汗から下山の冷えまで、これ一枚を「脱がずに着続けられる」ことが、どれほど体力の温存に繋がるか。

縄文杉へ向かう長い道のりで、ランチ休憩のために立ち止まった時のこと。歩いている間はあんなに暑かったのに、じっとしていると汗が冷えてきて、じわっとひんやりしてくる。でも、ザックをおろして少し風に当たれば、あっという間に乾いていく。肌に張り付かないから、不快感もない。「脱がずに着続けられる」というのは、こういうことか——と実感した瞬間でした。

お手入れも簡単

Doo-Bop Hoodyの品質表示・洗濯表示タグ

お手入れも気負わずにできます。速乾性を長持ちさせるため、柔軟剤は使わないで下さいね。漂白剤もNGです。
私はネットに入れて、洗濯機で洗っています。
干すときは、風通しの良い所で陰干しに。

強いて言えば、の一点

一点だけ挙げるとすれば、UVカット機能の記載がないこと。実際に着ていて焼けたという感覚はありませんが、日差しが強い季節や長時間の稜線歩きでは、日焼け止めを併用するようにしています。肌を守ることを大切にしている私には、少し気になるポイントです。

半袖・ノースリーブも気になる

なお、このシリーズには半袖やノースリーブのタイプもあります。肌を守りたい私はまず長袖を選びましたが、半袖もぜひ手に入れたいと思っているくらい、シリーズとしての完成度が高い。暑がりの方や日焼け対策が必要ない場面なら、半袖やノースリーブの方が涼しく快適に過ごせるはず。ご自身のスタイルに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

こんな人におすすめ

  • 暑がりだけど、肌を露出したくない — 日焼け・虫・術後ケアなど、理由は何であれ、長袖を着ながら快適に歩きたい方
  • 長時間歩く — 10時間超の山行でも「脱がずに着続けられる」ことが、体力温存に直結します
  • ウェアの重さを削りたい — 軽量化を突き詰めたい方に、この薄さと軽さは本物です
  • 体のラインが気になる — 年齢を重ねると気になってくる部分も、絶妙な丈とゆとりで自然にカバーしてくれます

気づけばいつもこの一着を手に取っています。派手さはないけれど、静かに、確実に、山での私を支えてくれる。そんな信頼できる相棒です。

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