久住山ソロ登山|ミヤマキリシマ咲く季節を50代女性が歩く
山一面がピンクに染まる。その光景をひと目見たくて、この季節になると九州の山が呼んでいる気がします。ミヤマキリシマ——九州の高山にしか咲かない、初夏だけの特別なツツジです。

2024年6月上旬、ソロで久住山を目指しました。
早朝6時過ぎ、牧ノ戸駐車場に到着。シーズンということもあり混雑していましたが、幸い数台の空きがあり、無事に車を停めることができました。
トイレを済ませ、牧ノ戸登山口からいよいよ出発です。この日は曇り空で、風が強いあいにくのコンディション。少し不安はありましたが、他の方々の後に続いて一歩ずつ進みます。

ガスの中に浮かぶ、息を呑む景色

ベニドウダン? 可愛いですね♡ こういう小さな出会いが、山歩きの楽しさのひとつです。

楽しみにしていた扇ヶ鼻のミヤマキリシマでしたが、遮るもののない場所では風があまりに強く、途中で立ち寄るのを断念しました。けれど、ガスに巻かれながら時折姿を見せてくれる花々は、息を呑むほど素晴らしかったです。

私の大好きな三俣山も、最高の景色を見せてくれました。
さらに先へ進むほど、風は勢いを増していきます。前を行く年配のグループが、登頂を中止して引き返していく姿を目にしました。ソロの時、こうした場面はとても不安になるものです。それでも、ゆっくりと前へ。
久住分かれ、そして山頂へ

なんとか「久住分かれ」まで辿り着きました。ここには避難小屋とトイレがあります。トイレは「清掃協力金」として100円(程度)を募金箱に入れる形ですので、小銭を準備しておくことをおすすめします。

ここからはガレ場が続きます。ガスは広がっていましたが、足元は意外にもはっきり見え、岩に記された黄色のペンキを目標に登っていきました。

山頂手前では、登山者に親しまれている道標の岩、通称「ひとみちゃん」が静かに迎えてくれました。

山頂手前では、登山者に親しまれている道標の岩、通称「ひとみちゃん」が静かに迎えてくれました。
無事に山頂へ辿り着いたものの、残念ながら眺望はゼロ。少しの間、雲が切れるのを待ちましたが、風が強く天候の急変も予測できないため、早々に切り上げることに。
下山
下山を開始し、避難小屋でお腹を満たすためにパンとお菓子で一息つきました。空模様が怪しくなってきたので、急いで降りていきます。ポツリと雨が落ちてきたタイミングで、ミレーのティフォン50000を取り出し、フードを被りました。結果として、本格的な雨に降られることなく、無事に下山することができました。
下山めし

長者原ヘルスセンターでだんご汁の定食を頂きました。温かい汁が染みる〜。
この日に選んだ相棒

強風の稜線を歩きながら、改めて感じたことがあります。道具の安心感は、そのまま一歩を踏み出す勇気につながる、ということ。
この日の荷物はダウンやレインウェアも含めてそれなりの重さ。さらに強風の中では体力の消耗も早い。重い荷物の日、風の強い日はクーリー30を選びます。腰ベルトがしっかり荷重を分散してくれるので、長時間歩いても疲れ方が違います。
この日、私の相棒になってくれたのは「MYSTERY RANCH クーリー30」です。
コースタイム

これから久住山を目指す方の山行が素晴らしいものになりますように…
それでは、また次の山で。